既読してたのは彼女のお母さん

先月、実家に帰っている時のこと。夏休みはいつも盆まで長期で帰省するので、1日に1度スカイプをすると決めています。だいたい晩ご飯を食べた後くらいの時間帯に、先に暇になったほうが「スカイプしよう」とLINEを送り、お互いログインしてスカイプをするのが日課になってました。実は彼女は浮気っぽいところがあるので、俺の真意としては、たまにウェブカムを通してちょっとエッチなことしたりもして、お互いの距離を保つという意味もありました。自分は外国の田舎にいるので遊ぶような場所もないですけど、彼女はずっと都心で働いてるので、心配だったんです。
ある日、夕方の8時くらい、ご飯もたべて風呂も浴び終えて、いつも通りLINEを送りました。めずらしくすぐに既読がついたので、返事を待たずにスカイプにログインして彼女を待ちました。でも、ずっとログアウト状態のまま、変わりません。私は適当にテレビでも見ながら待っていましたが、スマホがちらちらと気になってしまい、番組にも集中できずイライラし始めていました。
大体30分すぎたころにもう一度「まだ?待ってるんだけど」と送ると、それもすぐに既読に。しかしやはり返事はなく、そのまま既読スルーされ、さらに30分が経過、もう我慢できず、少し怒り気味で説教みたいなことを書いてしまったんです。「いまどこにいるの?」「言えないとこ?」「とりあえずどこいるかだけ返事して」LINEを送るたびにすべて既読は着くのに、やっぱり返事はなし。最後に、もうどうにでもなれ、と皮肉交じりに「誰とエッチしてんの?」と一言。流石にまずかったかな、と思いつつ、携帯を机に置きました。
そのまま1時間、2時間とすぎ、いつもならもう寝る準備を始めるくらいの時間帯になってしまい、かなり眠くなってきたところで、彼女から電話が。取ると、いきなり大声で一言「お母さんに何言ったの!?」。はじめは何が何だか分からなかったのですが、話を聞いていると、どうやらお母さんに「あんた浮気はやめなさい」と言われたということのようでした。「おれは何も言ってないよ。ずっとお前のLINEを待ってたんだから」というと、彼女は「今日携帯家に忘れてたの。さっき帰ってきたばっかり。」そこまで聞いてピンと来ました。あの既読は全部お母さん・・・。おれの「誰とエッチしてんの?」というLINEを見て、彼女が本当に浮気していると思い込んでしまったらしく、彼女に「浮気はやめなさい」と説教をしたというのが真相のようです。
彼女が携帯を忘れてる時に独り相撲で喧嘩を売ったうえ、お母さんに見られてしまうなんて、かなり気まずく、しばらくひきずっていましたが、今は笑い話にできるくらいに回復しました。既読スルーに対してあまり神経質にならないほうがよさそうだということを学んだ苦い記憶です。